フィンランドの気候。

Moi! 今日は珍しく朝からブログを書いています。今回は、よく聞かれるフィンランドの気候について書こうと思います。わたしは８月の末にこっちに来て、５月まんなかで帰るので、一番いい時期といわれてる夏を見れずしてフィンランドを去るのですが、秋冬春は経験できたので、それらについて書こうかな（＾∇＾）

秋

８月末はまだ少し夏の気配も残っていて、まわりも緑が多く、花が咲いてたり、木になにかの実がなっていたりしました。

でも、気温的にはだいぶ涼しくて、この頃から長袖を着ていた記憶があります。あと印象的だったのが、日の出日の入りの時間！日の出がめっちゃ早くて、日の入りがめっちゃ遅い！（笑）夜の８時、９時くらいまで普通に明るくて、時間の感覚がおかしくなりました。

９月後半頃からどんどん葉っぱが紅葉になってきて、あっというまに散っていきました。

そして今年は特に早かったそうですが、10月後半から雪が降り出しました。

一気に景色が真っ白になって、すごく綺麗で興奮したのを覚えています。ただ、この時期が一番気分が沈みやすくなったのも事実。というのも、一気に日照時間が短くなっていき、ピークはクリスマスあたりの５時間、、！朝の10時くらいに日が昇って、15時には沈んでしまうという恐ろしい時期でした。日照時間５時間といえど、ほぼ毎日曇りで、空一面が分厚い雲に覆われて太陽光を一切浴びられない日が何日も続きました。太陽の光の偉大さを感じた時期だったなあ〜〜。

冬

12月、くらーい時期が過ぎると、雪がもう毎日のように降り続き、すごい高さ積もるようになりました。晴れの日も少しずつ増えてきて、太陽の光を浴びてキラキラひかる雪は本当に綺麗だった！

よく、フィンランドの冬って寒いでしょう？って聞かれますが、思ったより寒くないです！これほんと！大抵信じてもらえませんが。（笑）確かに気温は、今年のヨエンスーでは、だいたい-10度前後、たまに-20度近くなる日もあったりと低いですが、なんてゆうか日本と寒さが違うと思います。日本の冬は、マイナスにならなくても身体の芯から冷えて、手足の先がキンキンに冷えたり、しもやけになったりするんですが、フィンランドでは一切そんなことなかった！これは、先日フィンランドに遊びにきたお母さんもびっくりしてました。なにが違うのか、科学的なことはよくわかんないんですが、少なくとも室内は建物の構造が違うのが１つの理由だと思います。どの建物も基本２.３重の窓になってるし、ドアも２重で外気を完全にシャットアウトしてくれます。また暖房も電気のやつじゃなくて、お湯を循環させてあっためるやつが窓辺にあって、部屋を常に20度くらいに保ってくれます。

わたしはこの暖房器具が本当に好き！日本のエアコンだと、上ばかりあったまって、足元は冷え冷えになって、頭が痛くなりやすいんですが、この暖房器具だとそんなことなく、快適に過ごせています。日本では冬の朝、寒すぎて布団から出たくないーってなるけど、こっちではなったことないし（笑）本当に快適です。

ただ、外はやっぱり寒い、というか痛くて、長時間出てられない感じでした。現地で購入したガチのコートで乗り切ってました。

日照時間に関しては、クリスマスあたりを境にまた少しずつ長くなり始めます。

春

どこからをフィンランドの春と呼んだらいいのかが謎ですが、４月２６日現在、ヨエンスーではなんと雪が降っています。。

朝起きたら雪でもうびっくりしました。日本では桜が咲いてるというのにこっちはまだ雪、、帰国までに春が拝めるのか疑問ですほんとに。。ただ、イースター休暇の旅行から帰ってきてから、だいぶと雪も溶け、すっごく久しぶりに地面を見ることができていました。雪の下から現れた地面は枯れ草状態で、木もまだ葉っぱが生えてきてないので、春の訪れと思えないくらい枯れた景色が広がっていますが、、(￣∀￣) あったかいときは13度くらいになる日があったり、かと思えば雪が降ったりと、気温の差が激しいです。日本の三寒四温みたいな？（笑）

日照時間がどんどんどんどん伸びてきました！夜全然暗くならないので、また時間感覚がおかしくなってきて、１日がすごく長く感じます。フィンランドに永住できないなあと思う１つの理由は、この変化の激しさかなあ。日本は一年を通して日照時間がそんなに変化しないのに、こっちではもうありえないほど激しく変わるので、それに振り回されてしんどいなあと感じます。対応できへん〜〜！

という感じです！（＾∇＾）夏が見れないのがほんとに残念ですが、また旅行で来てみたいなあと思います◎